• 患者さんからのメッセージ

    40代 女性 乳がん 術前写真

     

    乳がん前フォトに臨んだのは、看護師さんから「手術前に写真館に行く人もいる」と聞いたのがきっかけです。撮影当日、始めは緊張しましたがカメラマンの菜美さんが気持ちを和らげ気分が乗る言葉をかけてくださったお陰で、自分で言うのもおかしいですが、芸術作品のような写真になり本当に綺麗に撮って頂き感動すら覚えました。

    乳房を失う寂しさが診断後ありましたが、写真で残せたことで落ち着き、思い残すことのない気持ちになれました。手術を受け、今は写真があるから落ち込まずに前を向けるんだと思います。ありがとうございました。

     

    40代 女性 乳がん 術前写真

     

    突然乳がん宣告をされて2ヶ月くらい経った頃、お風呂上りに鏡に写る自分を見て、「自分のからだを撮ってもらいたい!」という強い思いが沸きあがってきて誰かいいカメラマンさんが居ないか?を探し始めて紹介されたのが菜美さんでした。

    まずはお話しましょう!と、zoom越しにお話したのが最初の出逢い。

    そこでわたしの赤裸々な人生小話に対してまっすぐに心を傾けて聴いていただき、受け止めていただけたことが本当に嬉しくて、この方に撮影をお願いしようと思いました。


    撮影が近づき、とても精神的に不安定な状態の中でも、繊細に気持ちを汲み取ってくれて本当に安心してお任せできました。

    撮影をしていただいて、まるごと今の自分をそのまま受け入れることができるようになりました。

    というのも、乳がんになって、過去のことをふり返り、気持ちがぐちゃぐちゃで自己否定や自己嫌悪をたくさん感じていた時だったからです。

    ニキビみたいなのが出てきてそれを気にしていたら、菜美さんが「そのままでいいですよ」と、受け止めてくれて、本当に今の自分のままで撮影してもらおう、と、とても安心した気持ちになれました。

    普段から写真を撮られることが苦手で、笑顔もうまく作れないわたしでしたが菜美さんと会話しながらの撮影は、自然に笑いが出てきて自然に笑顔になれて、とても楽しめました。

    がん患者さんとそのご家族の撮影をされるカメラマンさんとして、これからも菜美さんのお仕事を心から応援しています。

    このたびは、本当にありがとうございました。

     

    20代 女性 白血病 振袖撮影

     

    20歳の時に白血病と診断され、約5年間、闘病生活を送りました。

    闘病中、周りの同世代の女の子達が、オシャレしていろんなところに出かけたりしているなか、自分は病室で過ごしているのがすごく悲しくて嫌でした。

    今回、撮影会に参加させていただき、本当に幸せな時間を過ごし大切な思い出を作ることが出来ました。

    着付けはもちろん、メイク、ウィッグのセットなど、思い描いた通りに可愛くしていただき本当に嬉しかったです!

    すごく可愛く撮ってもらえて、自分に自信が持てました。

    スタッフの皆さんもすごく優しくしてくださり、温かい雰囲気の中撮影出来ました♪

    1番嬉しかったことは、自分の元気で綺麗な姿をずっと闘病中支えてくれていた母に見せられた事です。

    こんな素敵な機会を与えてくださった、皆様に感謝です!

    是非この先もこの活動を続けてほしいと思います!

    本当にありがとうございました!!

    30代 女性 悪性リンパ腫 振袖撮影

     

    仕事もプライベートもこれからという27歳の時に、悪性リンパ腫に罹患しました。周囲に置いていかれる孤独感と焦りで、人と接することを避けるようになっていました。

    悩んだ末撮影に参加し、初対面の方と話すことすら緊張していましたが、皆さん暖かく受け入れてくださり、とても楽しい時間を過ごすことができました。

    私のことを全然知らない方々が、私の為に全力で頑張ってくださる姿を見て、AYA世代を気にかけてくださる方がこんなにいるんだと心強くなりました。

    私も頑張る側でありたいし、また以前の様に頑張っていきたいと思いました。そんな風に思える機会を頂けて感謝しています。本当にありがとうございました。

    50代 女性 乳がん 術前写真

     

    キャンサーフォトということが、私にとっては乳がんだけではないということが、ここで撮影する決め手になりました。

    西尾さん自身のお人柄と経歴含め、撮影中も大変楽しい時間を過ごせ、自分がこれから手術するということを忘れるくらいでした。

    この時間はとても必要だと思いますし、自分らしさを取り戻せたような気がします。

    (がんと診断されてからは精神状態がまるでジェットコースターに乗っているようだったので・・・)

     

    私自身は家族がいないですが、がんになった本人だけでなく家族の方との写真を撮るということで、思い出と共に元気になるような気がしました。

    悲劇のヒロインになったような気持ちが、この撮影をすること(時間)で主役になれるので自分を取り戻せました。がん患者であることを忘れるというよりは、それも自分であると受け入れられる気持ちの変化がありました。

     

    再建手術をした後、自分ではないような気が、もししたら、もう一度撮影してもらおうと思っています。

    ありがとうございました。

     

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